2015/1/30 , 金曜日
秋海棠 2014年8月30日
ハッキリ言ってこの娘は狙っていた。
どうやって口説いてやろうかと…
木陰にありながら、いつも笑顔で優しく微笑み
群衆にまみれても決してスレない。
どうやって攻略すれば良いか、不器用なボクには想像出来ない。
いや、むしろ、逃げてたかもしれない…
そう、ボクは逃げていた。そして、もうすぐ逢えなくなってしまう。
思いきって告白してみた。
「すみませぇ〜ん、これぇちょっと切らしてもらっていいですかぁ?」
2軒隣のオジさんは…「どうぞ、どうぞ」と快く僕に譲ってくれた…