2021/6/19 , 土曜日
『大事な言葉③』
cenciの坂本健シェフから突然LINEが送られて来ました。
”あなたにとっての「美しい」とは?”というイチ文でした。
3つの言葉、最後です。迷った時の大事な言葉、指針ともいえます。
『それは 美しいかと いつも 考えること』
AよりBの方が美しいのではないのか?行くより止まる方が美しいのでは??ここに置くよりこちらの方が???僕自身の容姿では無いです、腹も出てますし、髭も汚いです…笑
「どうしてバーをやってるのですか?」とご質問頂きます、答えは簡単です、「バーは平等です、沢山の方と知り合えます、年齢、立場を超えて人と出逢います。中には無二の親友となる事もあります、でもそれだけでは有りません。ディレクターとして好きなものを、美しいものを、素晴らしい生産者を選択しお客様にお届けできます、また小っ恥ずかしい事ではありますが、それらの材料を使い自分の作品としてお届けするクリエイターとしてもいられますとまぁ、シノゴノ言いましたが、単純に好きなのです、楽しいのです」
商品を提供する以上、対価が生じます、それにて我々は生活し、持続しています。某ファストファッションでは5000円で暖かい洋服が買えます、某ファストフードでは500円で腹が膨れます、それが現実です。
その現実に居る、生きている我々はそれらと戦わず、競争せず、上でも下でもなく、右でも左でもなく“いかに距離を離すか”という事が求められると考えます。
そしてそれこそ、永く好きな仕事を継続させるかという答えかとも考えます。
引退するまでずっと、『それは美しいか?』という自身への問いかけは続きます。
健ちゃん久しぶりに思い出させてくれてありがとう!
ハッピー!